リードエフォート

創業の想い-山下 愛斗-

創業の想い

リードエフォートを通じて、学生の未来がより良い人生になるように。世に埋もれた優良な中小企業の採用をサポートし、企業発展に貢献したい。大きくはこの2軸から創業するに至りました。今回のブログでは、「学生の未来がより良い人生になるように」について想いを述べたいと思います。私自身、順風満帆に会社を経営する今に至ったわけではなく、紆余曲折たくさんの苦難を乗り越えてきました。就職活動や競技活動において上を目指していきたい。ご自身の人生をより良い人生にしていきたいと思う方に読んでいただきたいブログとなっております。みなさん一人一人に大きな可能性がございます。

学生の未来がより良い人生になるように

大学卒業後、富士ゼロックスJ-Stars(日本社会人アメリカンフットボール連盟Xリーグ所属)というアメリカンフットボールチームに入団し、26歳のとき創部史上最年少主将に選ばれました。当時の主将就任について、アメフト月刊誌Touchdownで取り上げていただいたことがキッカケで、アメフト選手の多くが私のことを認知してくれました。学生時代は、関西学生連盟三部リーグに所属するチーム出身者が史上最年少主将に選ばれたのは衝撃が大きかったのかもしれません。

26歳 高知大学アメフト部との出会い

雑誌・WEBメディアに記事が出てから、Facebookを通じて1本のDMをいただきました。それは高知大学アメリカンフットボール部から届いたDMで「高知に出張でいらした際には、練習を見に来て欲しい」という内容でした。私は営業担当が高知県でしたので、高知の観光スポットに訪れてはFacebookに写真をUPしておりました。その投稿を見た学生がDMをくれたのだと思います。これまで地方大学にアメフトを教えに行った経験がなかったので、是非行ってみたいと快諾いたしました。初めて練習を見学し、今後どのようなサポートがあるといいか尋ねました。すると部員の一人が、「お米を送って欲しいです。僕たち月末になると金欠でお米すら食べられるかどうかの生活なんです」と冗談を交えて話してくれました。周囲にいた部員は、笑いつつも「確かに」と共感しており、その会話が私に大きな衝撃を与えました。彼らからすると冗談だと思いますが、大阪で実家暮らしをしていた私には到底思いもつかない冗談でしたので、それが地方国公立体育会学生のリアルなのかな?と思うようになりました。

27歳 起業することを決意

キャプテン就任2年目のシーズンを終える頃に、「これからどんな人生を歩んでいきたいのか」と自問自答している自分がいました。1つはキャプテンとしてやれることはやり切った自負があり、チームの循環を高めるために自分は引退すべきではないか。これまで仕事とアメフト二刀流の生活を送っていた私にとって、アメフトがなくなるということは大きな出来事でした。「チームを引退して週末何をやるのか」真っ先に出た問いです。そのときなぜだか、自身の生い立ちを振り返り、中学時代に反抗期を迎え親に迷惑をかけてしまったことや高校・大学に進学するきっかけ・アメフトをやるキッカケをつくってくれた方々の顔が思い浮かびました。思い返すと、私の人生はいつも誰かが私の人生を良くするきっかけをつくってくれていたのです。生まれてこれまで起業という選択肢は考えたことがありませんでしたが、今度は自分自身が誰かの人生にキッカケをつくれるようになりたいと思うようになりました。それから程なくして、上司に会社を辞めて起業したい旨をお伝えしました。

地方国公立体育会学生の課題を解決したい

高知大学への出張コーチングに留まらず、他の地方大学へもコーチングやセミナーをする機会をいただき、その都度どのような課題があるかコーチや部員の方々に尋ねていました。すると、就活にかかる移動時間・交通費が地方国公立体育会学生の大きな課題となり、入社後のミスマッチに繋がっているという共通課題を見つけました。彼らにアメフトを教えられる人は自分以外にもいるだろうし、自分よりスキルや教えるのが上手い人もいるだろう。ただ、自身の人生をかけて彼らの人生にキッカケをつくる人は、そういないのではないか。と思いました。就活支援や人材業界という領域は全くの未経験分野でしたが、彼らの想いを企業に代弁することが出来れば何とかなるだろう。そんな想いで、2018年12月に株式会社リードエフォートを創業いたしました。

就活マッチングイベント

会社を創業した同月に、中国・四国地区各地で企業と学生が1対1で話せるマッチングイベントを開催いたしました。私の勝手な印象ですが、地方にはシャイで磨けば光る原石のような学生が多くいると感じております。そんな学生の本来の姿を引きだすには、個別面談型で話しやすい形式でないといけないということと、移動にかかる時間とお金を解決するべく、学生たちが住む地方各地に企業が出向くスタイルでないといけないと思いました。創業間もなくしてイベントを開催したので、参加企業を集めることに大きな苦労がありましたが、イベントに参加した学生たちが「イベントに参加して良かった」・「愛斗さんに出会えて良かった」などと様々な「良かった」という感想を投げかけてくれたこともあり、本当にやって良かった・起業して良かったと思うことができました。

出会えて良かったをクリエイトする

リードエフォートは、学生一人一人が持つ可能性を引き出すお手伝いや人生のキッカケをつくることに存在意義があります。その発想の原点は、幼少期から現在に至るまでに私自身が多くの方々に良くしていただいたから。だから起業家として、次の世代に繋いでいきたいと思っております。言ってしまえば、ただのお節介から始まった起業ですが、これから社会人をスタートさせる皆さんに伝えたいことがたくさんあります。社会人は皆さんが思ってる以上に楽しいフィールドですし、皆さん一人一人に必ず可能性があります。私たちは事業を通じて、リードエフォートに出会えて良かったと感じていただける企業を目指して精進してまいります。皆さんの就職活動を応援しております。ご拝読いただきありがとうございました。

山下愛斗Twitter

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